舞道ダンスシアター 公式ブログ

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Grapevine 6月

公演が終わって、身体も心も放心状態だった間に、こんな素敵な天体ショーがありました.

舞道のニューズレター6月号よりニランジャンのコラムThoughtsです.



Eclipsed

eclipse-856x582.jpg



I watched the two distant, tiny spheres, veiled by skittering clouds, sliding towards one another. I was squatting on my front stoop in the cool early morning, silent, gazing up at the two discs in the sky. They were like faraway coins, an opaque grey-white moon and a shining, blazing white sun. And they were getting very close now, like lovers after a very long time―slow, measured, and inevitable.

I knew how lucky I was. The translucent lace of low clouds served as a shield for my astounded eyes, allowing them to stare unharmed directly at the show. Blessed eyes! They grew wider and softer as they saw the two orbs kiss. Then the darkening moon slid in front of the sun, and the sun passed in back. Moon inside Sun, Sun embracing Moon, changing his shape for her. Soon he would surround her completely in a thin ring of white fire. Little me, spellbound, now standing and staring. And then the clouds went thick, and covered it all.

I watched the heavy blue-grey cloud-blanket stick stubbornly between me and my miracle, and I waited. And then, easy as breath, the thick clouds thinned and broke and lifted away in a ripple, and there it was. The sight of it pushed the air into my lungs in a deep gasp, where it stayed. I did not breathe, I did not move. For an eternal moment, I disappeared. I was eclipsed.



日食


僕は流れる雲のむこうに見え隠れしながら重なりあっていく遠くの二つの小さな球体を見た.
肌寒い早朝、家の前の階段にしゃがんで空の中の二つの円盤状のものを見つめていた.
灰白色の月と白く光り輝く太陽はまるで遠くにある二つのコインのようだった.
そしてそれらは まるで恋人たちのように長い時間をかけて、ゆっくりと、確実に、避けられないことのようにだんだんと重なりあっていった.


僕は自分がいかに幸運であるかを知った.半透明のレースのような 低い雲が、僕の驚きで見開いた目を守るシールドのようになってくれたからそのショーを肉眼で見ることが出来たのだ.
なんと祝福された目だろう!
2つの球体のキスを見たときには僕の目はさらに見開かれ優しくなった.
暗くなった月は太陽の前にすべり入り、太陽は後ろに隠れた.
太陽の中に入ってしまった月、太陽が月を抱擁している、彼女のために自らの形を変えたのだ.
まもなく彼は白い炎の輪で、完全に彼女を囲む.
小さな僕は魔法にかけられたように立ちすくみ凝視していた.
するとそのとき雲が濃くなりすべてを覆ってしまった.


重い青灰色の雲の毛布が僕とその奇跡の間を頑固に覆った間、僕は待った.
そしていとも簡単にその厚い雲は薄くなり破れて波のように流れ、それは顕われた.
その光景は深いため息とともに僕の肺に空気を送り込み、そのまま止まった.
僕は息をしていなかった.
動かなかった.
その永遠の瞬間、僕は消え失せた.
自己は影を潜めた(be eclipsed).

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